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cloudfreeで「さぁ始めましょう♪」

Xfreeからcloudfreeへのサーバー移行 (3/8)

2023-10-21 記載
概要:Xfreeからcloudfreeへのサーバー移行
前後の記事:1/8, 2/8, 4/85/86/87/88/8
Keyword : cloudfree, Xfree, サーバー移行,

[Step2] PHPバージョンを揃える
移行を成功させるには、移行以外のトラブルを極力持ち込まないようにします。
そのひとつがPHPのバージョンアップです。
XfreeがPHP7.*で、cloudfreeをPHP8.*にしておいて移行させる、というようなことは避けましょう。XfreeもPHP8.2まであげることができますので、まずcloudfreeでどのバージョンを使うかを決めて、XfreeのPHPもそれにあわせます。

プラグインの動作が重要ならバージョンは据え置きが望ましいです。
とくに限定されないなら、cloudfreeでPHP8.1.22が「推奨」(2023/10/22現在)と表示されてますのでPHP8.1にあわせるのがよいでしょう。すでにPHP8.2で稼働中ならもちろんそのままに。

両方のサーバーのPHPバージョンを設定し終えたら、XfreeのWordPressに問題がないかを確認しておきます。とくにPHP7.*からPHP8.*への変更は大きいので隅々まで入念にみておきましょう。

[Step3] Xfreeサーバーにおいて[セキュリティ設定]を[無効]にしておく
これは必要ないと思うのですが、テクニックとしてゴチャゴチャしたことをするときは妙なトラブルに巻き込まれないように、基本、あらゆる制限は解除もしくは緩和される方向に倒しておくのがベターです。

Xfree管理パネル→WordPress管理→[設定]で開くWordPress設定の頁内の[セキュリティ設定]
[国外IPアクセス制限設定]
ダッシュボード アクセス制限
XML-RPC API アクセス制限
REST API アクセス制限
[ログイン試行回数制限]
ログイン試行回数制限
[コメント・トラックバック制限]
大量コメント・トラックバック制限
国外IPアドレスからのコメント・トラックバック制限

これらをひとまず[無効]にしておきましょう。
cloudfreeサーバー側に同様の設定がありますので、そちらで行いたい設定を移行完了後にしてください。

項目がひとつ増えてます。上部の[関連マニュアル]のヘルプから辿れないのでリンクを載せておきます。(xserver.ne.jpへのリンク)
WordPressの「wlwmanifest.xml」ファイルに対するアクセス制限と設定機能追加のお知らせ
wlw=WindowsLiveWriterとかでxmlrpc.php同様ダッシュボードを使わずWordPressを更新させる機能に関係するもののようです。

cloudfreeサーバーの制限もすべていったんOFFにするとベターです。OFFにしてXfreeで[無効]にしたWordPressファイル群を持ち込んで、それからONにする手順は整合性がとれているからです。
くわえて古来より「ONに設定してあるのに効かない」という場合「いったんOFFにしてまたONにする」と正常に機能する、ということがソフトウェアではよくあるからです。

(つづく)

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