Xfreeからcloudfreeへのサーバー移行 (5/8)
2023-10-23 記載
概要:Xfreeからcloudfreeへのサーバー移行
前後の記事:1/8, 2/8, 3/8, 4/8, 6/8, 7/8, 8/8
Keyword : cloudfree, Xfree, サーバー移行,
準備は整いました。
いざ移行開始という直前で、最低限の動作はできているかを今一度確認してください。移行前に正常動作していないものを移行させて動くわけがありません。OKでしたら最終状態をバックアップしておいてください。
[Step6]Xfreeサーバーから全ファイルを取得
設定したFileZillaでXfreeサーバーに接続して / 配下の全ファイルをダウンロードします。
(途中でダイアログが出てなにか尋ねられたら[上書き]でOK)

[Step7]Xfreeサーバーからデーターベースデータを取得
Xfree管理パネル→[設定]→データーベース管理の[データベースのバックアップ]
エクスポート(バックアップ)
◉圧縮なし(SQLファイル)、で、[エクスポート実行]
★xfsid_★xfsid.wp.xdomain.jp.wordpress.2023-10-23.sql
がダウンロードされます。
[Step8]cloudfreeのデーターベースでデータをインポート
cloudfreeのサーバーパネル→データーベース→MySQL設定
★cfsid_mysql というデータベースがすでにあれば(おそらく)初回の簡単インストールで作成されたものです。
説明ではこのデータベースを使うことにします。なければ ★cfsid_mysql を作成。別のデータベースを使う場合は適宜以降の説明を読み替えてください。
データベースを作成したらユーザー設定も忘れず行ってください。ユーザーは一人いればそれを使いまわして構いません。
※ Xfreeから変えずにしておきたいところですが ★cfsid_ と先頭文字がつくので無理です。
なるべく似させるなら。
C:¥xserver_local¥★cfsid.cloudfree.jp¥public_html¥wp-config.php
を開いて以下の行を参照してください。
/** The name of the database for WordPress */
define( 'DB_NAME', '★xfsid_w1' );
/** Database username */
define( 'DB_USER', '★xfsid_w1' );
/** Database password */
define( 'DB_PASSWORD', 'randa67eisuu' );
ならば
データベース:★cfsid_★xfsid
アクセス権所有ユーザー:★cfsid_★xfsidw1 ※_は1個迄
ユーザーパスワード:randa67eisuu そのまま流用
とするなど。
※ 決めたアカウントは一覧に記載して、以降失わないように。
cloudfreeのサーバーパネル→データーベース→phpmyadmin(MariaDB10.5)
からphpMyAdminを開きます。
左ペインで ★cfsid_mysql を選択。
すでにテスト的にWordPressを簡単インストールしたのなら全テーブルを削除して空っぽにします。

タブ[インポート]→インポートするファイル: → アップロードファイル: 参照
で、Step7でダウンロードしたファイルを指定します。
★xfsid_★xfsid.wp.xdomain.jp.wordpress.2023-10-23.sql
インポートが成功したら、左ペインよりテーブル wp_options を選択します。
先頭の2行の option_value が cloudfreeサイト の URLになるように編集します。
※ : WordPressをXfreeサーバーのときと同様、ドメインの直下へインストールするケースで説明しています。それがトラブルが一番少ないです。大きなメリット。でも、もしサブフォルダに入れて初期ドメインからアクセスしたい場合は、ここで指定し、.htaccessもあわせて編集する必要があります。(その方法はStep番外編として投稿予定 参:8/8)

表示シートの[編集]から修正してもよいですが
wp_options テーブルの siteurl と home を編集するSQLの雛形を下に載せておきます。
[SQL]タブ→SQLを貼付→★cfsidを書換→[クエリをシュミレート]
一致した行: 2
ならOKで[実行]
UPDATE `wp_options` SET `option_value`='https://★cfsid.cloudfree.jp'
WHERE `option_name`='siteurl' OR `option_name`='home';
データベースの移動は終わり。
まだデータ中身の手直しが残っていますが、ひとまずおいて、次はファイル群です。
(つづく)